せーや

レ・ミゼラブルのせーやのレビュー・感想・評価

レ・ミゼラブル(2012年製作の映画)
4.5
パン一切れを盗んだ罪で投獄され、19年もの間奴隷として生きてきたジャン・バルジャンが仮釈放中に受けた恩恵により、憎しみでなく愛に生きることを誓い、その後の人生を描いた映画。
ファンテーヌとジャンのシーンが短かったのは残念だけど、印象的。
苦しみに溢れたI dreamed a dreamには早くも感動。
アン・ハサウェイの演技力に脱帽。
この映画フランス革命後のナポレオンの王政復古が時代背景で、フランス史を知らないと、なかなかつかみにくい所はあるかも。
学生の暴動は6月暴動ってやつらしい。
フランス史は知らないからフランス革命だと思ってた…。
まあ深読みするなら歴史が必要だけど、無くても充分満足できます。
若者がひとつになり、Do you hear the people singを歌うシーンが大好き。
すごく勇気に溢れる曲で、落ち込んだら毎回聞いてます。
この映画は何といってもヒュー・ジャックマンが良い。
ジャン・バルジャンの愛に生きようとする姿を最高に上手く演じてるなあ。
有名俳優がたくさん出てるけど、彼らが歌う映画は見たことがなかったので、それだけでも価値がある。
ミュージカルだから歌がメインなのは当たり前だけど、ちょっと多すぎないか?と思ってしまった自分はまだまだミュージカル初心者。
映画だとカットされたシーンも多いみたいなので、いつか舞台版見たい。
せーや

せーや