ルチル

レ・ミゼラブルのルチルのレビュー・感想・評価

レ・ミゼラブル(2012年製作の映画)
4.7
以前映画館で見たけど、グレイテストショーマンを見てから見返したくなり再鑑賞。

当時も思ったけれど、やはりなんと言ってもヒュージャックマンの歌と演技が素晴らしい。
それまではX-MENのイメージが強かったけれど、この映画で印象がすごく変わりました。

ジャンバルジャンが司祭様により自分の行いを恥じ、信仰に目覚め人生を変える決意をする場面は圧巻です。

幼い頃に帝劇でのミュージカルも観ましたが、当時はエポニーヌの切なさや民衆の歌の高揚感に感動したものの、なぜ自分がジャンバルジャンと名乗り出たのか、なぜジャヴェールが死を選んでしまったのかなど、わからないことも多かったですが、今見るとそう言ったことやジャンバルジャンにとってコゼットがどれほどの救いだったかなど理解でき、やはり時代を超える普遍的な名作なのだなと思いました。

それにしても、舞台と違って映画だと当時の状況があまりにリアルで、貧困の悲惨さやファンティーヌのあまりの状況に正視出来ませんでした。
あの宿屋の2人も酷すぎるわー。下品ぷりが半端なかったです、いい意味で。でも結局必要悪だったけども。

キャストも皆イメージにぴったりで、ラッセルクロウとか執念深い感じがぴったり!笑
ヒュージャックマンは目が優しいから人格者がよく似合うなーと思いました。
ルチル

ルチル