このレビューはネタバレを含みます
トムフーバーの新生フィルム劇場版レミゼ
アカデミー助演女優賞受賞、アンハサウェイ。原作ビクトルユーゴー。監督トムフーバー。
ミュージカルで知っていました。
「レミゼラブル」
何回も映画化、ミュージカル化されたレミゼラブル。ミュージカルのポスター、少女の姿。ビデオも昔からあった気がします。映画やテレビ作品。
公開すると、なんとかなりの洋画のわりにロングランヒット。
某テレビでメイキング映像を鑑賞。生歌のみのガチンコ具合。
ショートカットのアンハサウェイ。全編歌という噂。二時間強調
監督は、スピーチ克服王様物語「英国王のスピーチ」、トムフーバー。
公開中結構長めにやってたんで、だんだん見たくなってきた所、終了。
ユニバーサルDVD鑑賞となりました。
これが、なかなかの大作、力作でありましたねー!
ヒットも充分頷ける素晴らしい出来でありました。
トムフーバー監督!他の文芸作品もミュージカルにしてみたら?とも思いました。
新しいミュージカルの形を見た気分です。
歌は常に流れ、画面は、バストショットか、ドアップ。
踊りほぼなし。
カットを殆ど割らずに俳優の感情にそり続け、歌のシーンを撮りあげています。
本当にノンカットで歌うのが本作の見所です!そこが、新しいですよね、歌いつづける。息つぎ、微妙な息のタイミング、涙でながら歌う新しさ!
スペシャルDVDでメイキングをもう一回見たくなりました。スティディカム使いまくってましたよね。
勿論所要キャストの素晴らしい歌声必見!
アカデミー受賞も納得!前半の魅力的で、落ちていくアンハサウェイ、必見!まあ痩せてましたよねー、必見必見。一見短髪を見た時「エイリアン3」のリプリーこと、シガニーウィーバーを思い出した。
アンハサウェイ、よく泣きながら歌いましたね!
「マンマミーヤ」枠のアマンダセイフライド
子役のコゼット役のイザベル・アレンちゃんもかわいかったデス。
そして奥様に進められて出演。
「ウルヴァリンばっかやってないで、ちょっと真面目路線もやってみたら!」と言われたに違いない、ヒュージャックマン。
レミゼの山谷あるドラマを下り登りつめるジャンバルジャンを演じてます、良かったですね。
完全にお笑い枠。笑えた二人、完全にティムバートン監督「スゥイーニードット」とスコセッシ監督「ヒューゴの不思議な冒険」枠。
ヘレナボナムカーターとサーシャバロンコーエン。笑えます。
汚い宿の二人の掛け合い、面白いし、瞬間カット小ネタ連発。
そして
一番驚いたのが「グラジエーター」の髭の騎士!
こんなにローボイスなのに上手だったのね!
ラッセル「ジャベル警察」クロウ。
このキャラクター結構好きです。
原作は、もっと政治色が煩雑克明描写だそうです。
ジャンバルジャンのどん底引っ張り、目覚めて、救って、救われレボリューション。
新生フィルム劇場版レミゼでございました。
さて
往年のMGMミュージカルファンも
ミュージカル好きなあなたも是非、新生「レミゼラブル」
トム監督の英国歌声のミュージカル「ああ無情」
トムフーバー監督の新生レミゼラブル
是非ご覧ください!
素晴らしい大作ミュージカルでした!