花とみつばち

ルーという女の花とみつばちのレビュー・感想・評価

ルーという女(1969年製作の映画)
4.0
「 哀しみの街かど 」のジェリー・シャッツバーグ監督のデビュー作。
一流の若いモデルだったルーが人生を転落してしまう様子をドキュメンタリーの様に描いている。
過去に恋人であり、カメラマンだったアーロンが現在のルーを訪ね、彼女自身の転落の人生を映画にする為ルーインタビューする形式で過去が描かれる。
その過去は、ルーの妄想も加わり過去と現在が錯乱するかの様に写し出される。
15 歳の過ちと聖体拝領。
シャッツバーグ監督の描き方は大変ユニーク。
とにかくルーを演じるフェイ・ダナウェイの不安定で精神的に行き詰まって行く演技力が素晴らしかった。そして輝いていた頃の彼女が繊細で美しい。
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