タナダユキ監督作ということで観ました。
ちと難しいおはなしでした。ちゃんと読み取ることができたかどうかは甚だ疑問ではあるのですが。
相変わらずセンシティブで、どことなくなんですかな、生理的に座りの悪いところがぜったいにあるのですよね、このひとの作品は。もちろん絶対わざとやってるんでしょうけれども。
ひとは、愛なんてなくてもセックスできるし、愛なんてなくても子どもなんてできちゃったりもする。
生きてくってことは、そういうひとたちが跋扈する世界で、それでも必死のパッチでおとなになっていくってことなのですな。なんの罰ゲームかと思う。
ただでさえ枯渇してる上に、性欲とか代替行為とか施しとか、隙あらばそれを装って罠にかけてきたりするから、もう、あきらめてしまったほうが楽なんじゃないかと思うのですけれど。
バカですよね、にんげんて。(だがそれがいい)
里美さんのコスプレ、てっきり某CCのなんとかなるよぜったいだいじょうぶだよなひとだとおもたらまさかのオリジナルでした。テーマ的にはどんぴしゃだと思うので死にものぐるいで版権とってきてほしかったまである。←無茶を言うな。
