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探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点のsingerのレビュー・感想・評価

3.5
1作目は公開当時に映画館で観て、とても面白かったんですが、
しばらくしてから私的に忙しくなり、映画を離れている間に、
早くも3作目まで公開されていて、先日、その3作目がレンタル開始になっていたので、
この2作目も観ておこうということで。

このシリーズ1作目は2011年公開なので、7年も間を空けて観たのに、
なんかそんな感じがしなくて、それだけ強く印象に残ってたんだなぁと思いつつ鑑賞。
で、今回の2作目も、1作目と変わらず、とても楽しんで観れました。
やっぱり、探偵とハードボイルドとっていう、この組み合わせが良いですね。
昔、林海象の濱マイクシリーズに、ドップリとハマってた時期があって、
それに続くような面白さを、このシリーズには感じます。

中でも、やっぱり探偵とそれを取り巻く人々のキャラクターがとても良いです。
てか、7年振りに観ても、全然そんなブランクを感じない位なんで、
それはもう1作目からしっかり確立されていたものなんだろうなと。
なので、わりとすんなりと物語に入って行けたし、ストーリーも、
とても良かったと思います。
進行と共に紐解かれてくという実感はあったし、
展開的に読めた部分もあったけど、最後まで楽しく観れたと思います。
強いて言えば、真犯人の描写は、意外性はあったけど、
短絡すぎて残念だったことがマイナスかな。

ということで、まだまだこの探偵と、その街の物語を見ていたいなぁと思うので、
3作目も期待して、楽しみにしておきたいと思います。
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