パン

東ベルリンから来た女のパンのレビュー・感想・評価

東ベルリンから来た女(2012年製作の映画)
3.2
東西ドイツ時代が舞台の映画って興味深い作品多いなあ。  
善き人のためのソナタとかグッバイレーニン!とか… 

本作は社会派な医療ドラマだ。
秘密警察、シュタージなんかも登場するし主人公は女だろうが身体検査まで受けることになる。 

もう物語序盤から主人公の暗い表情でサバサバした感じからして明るい未来が見えなかったなあ。 
野外でヤッてたけど犬や猫みたい。

描きたいテーマが全体的にふわふわしててどうもしまりのない映画だったかな。
時代背景は好きだけど、この映画はそこまで好きになれん。

大事な手術(仕事)を取るか、恋人との亡命を取るか…究極の選択。 
少女ステラが脱走する時に有刺鉄線引っかかってるの痛そうだった。 
社会主義国家の欠点が集約されたような内容だ。
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