Habby中野

同じ星の下、それぞれの夜のHabby中野のネタバレレビュー・内容・結末

同じ星の下、それぞれの夜(2012年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

3.11と日本とアジアと現代と。
「チェンライの娘」
虚妄日本男と妄信タニヤ女の邂逅、バンコクサイコー!
欲の生活と生活の欲、不必要の無意味が必要の渦に巻き込まれて、旅人も非旅人も土地を歩いて旅人と化す。目の前にある人、足下の土、川の流れ……。
日本→バンコク→チェンマイ→チェンライ。Bangkok……shit.

「ニュースラウンジ25時」
マニラがこんなに近いなんて知らなかった。
生放送でのビデオ通信と移動による身体での相見。時間にはなくて空間にはあるもの?
移動、通信、移動、通信。本当の距離を感じたい。場所も人も。でも最後は電話。

「FUN FAIR」
どこやろうとしばらく考えて、マレーシアだと知った時に少しふわっと浮いた。
ヤギと少女の小さな旅。目的、不安、移動、疲労、未知、無知、思考、言語、言語、言語、助力、運、喪失、再会、到達。彼女の人生最初の旅のはじまり。

アジア?日本?今いる、この場所は一体どこで何なのだろうか。
Habby中野

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