同じ星の下、それぞれの夜の作品情報・感想・評価

同じ星の下、それぞれの夜2012年製作の映画)

上映日:2013年02月09日

製作国:

上映時間:110分

3.3

「同じ星の下、それぞれの夜」に投稿された感想・評価

じゅんP

じゅんPの感想・評価

3.4
吉本主導の沖縄国際映画祭出品作。

3編からなるオムニバスで、アジアの拠点及びそのパイプを有効活用したい吉本と、おそらくこれを次に繋げたい監督陣による「同じ資本の下、それぞれの思惑」。…なんて穿った見方したくはないですが、透けて見えてしまってるので仕方ないですよね。

エピソード同士を繋ぐため各編、空に流れ星→同じ時間・異なる場所でそれぞれの願い事が〜という共通項が仕込まれています。

1 富田克也×タイ
最もエゴイスティックで次作への踏み台感を隠す気もないような『バンコクナイツ』のプロトタイプ。空族が積み上げてきた引き出しがある分、ディープに異国の風土を捉えていてルックも見栄えがするので、単体では一番面白かった。

2 冨永昌敬×フィリピン
ムーディー勝山から滲み出る人柄に沿った主人公像や、流れ星の自然な組み込み方など、変な皮肉抜きに一番ビジネス的要求に柔軟に応えている印象。ストーリーもしっかり起伏があるので、良い意味で広くウケそうなのもたぶんこれ。

3 真利子哲也×マレーシア
言語のギャップと価値観のギャップによるディスコミュニケーションを、一番わかりやすく可笑しみに変換している。この尺だからこそ成立している小粒なエピソードではあるけど、映画全体の〆としてはおさまりのいいラストの担い手。
東南アジアの3箇所を舞台とした三編のオムニバスドラマ。
ヤマ場は無いが、それぞれに″ちょっとイイ話″な感じです☆

第1話「チェンライの娘」
二人のタイ人娼婦が、バンコクでダラダラと遊んでいる売れない中年俳優の男を騙して、実家のあるチェンライに連れていくって話☆
沖縄出身のこの男、生来の″のんびり″体質のため、ナニが起こっても「ナンクルナイサァ」精神で乗り越えてしまう。
真面目にあくせく働いているこちらがアホくさくなるようで、かつこの男の行く末を案じて心配になる、でもなんか憎めない感じ☆

第2話「ニュースラウンジ25時」
深夜ニュースのメインキャスター(男・ムーディー勝山!)と海外派遣レポーター(女)のカップルの、別れるだ別れないだのどーでもいー話☆
でも見ているうちに、少しだけムーディーを応援したくなる気持ちになってきます。
も少し話聴いてやれよ、女!でも、タンクトップ姿は悪くなかったぞ!
意外とムーディー、お笑いより芝居の方がイケるんじゃないかと思える一本(* ̄ー ̄)☆

第3話「FUN FAIR」
旦那とケンカして指輪を外して仕事に行ってしまったお母さん。
「このままじゃ、パパママどこかに行っちゃう!」って不安になった娘(Y.O.J.O.幼女!)がお供のヤギ・ヤンヤンを連れて、指輪を届ける旅に出るって、″アジア版「ロード・オブ・ザ・リング」″な話☆(こちらは指輪を捨てませんよ!!ご安心下さい)
旅の仲間に″日本人サラリーマン″と″タイ人人力車男″を加え、ママンの職場″「FUN FAIR」″へ向かいます(タイのお祭りなんでしょうか?)。
とにかくこの幼女とヤギのヤンヤンが無条件にカワイイ!!
交通量の多い道路でハッとなり、ヤギ料理屋の前でハッとなり、二人(?)の旅の行く手を阻んできます。
子育て経験のある方ない方、ペットを飼ったことのある方ない方、それぞれの心に何らかの思いを抱かせてくれます♪
(両方″ある″方はなおさら!)

全編を通して、タイトルの通り、同じ日の夜に起こる3つのエピソード。
やんわり優しい気持ちにさせる、わたくし的に拾い物な一本(* ̄ー ̄)☆
堂ノ本

堂ノ本の感想・評価

3.0
1作目 チェンライの娘
上手くはない。でも何とかショットを撮ろうとしてるのは分かる。ドキュメンタリーぽい、生っぽさはチェンライ娘2人の土着人独特の色気から来るのか?

2作目 ニュースラウンジ25時
100弱のショット数。世にも奇妙な物語。鼻血は単なる体調不良なのか?それとも演出なのか。

3作目 FUN FAIR
本年30作品目

第一部
空族作品
空族っぽい
バンコクナイツの原形なのかな?

第二部
まさかのムーディー勝山!w
演技うまい!

第三部
初めてのお使いinマレーシアwith羊のヤンヤン
女の子カワイイ
言葉が通じない三人のやり取りが面白い
YUCHI

YUCHIの感想・評価

2.7
短編の難しさはあるが良い感じにまとまっていた。
海外のバックは画が持つ。
yoeco

yoecoの感想・評価

3.1
1個目のチェンライの娘atバンコクがいちばん面白かった。豊田監督のバンコクナイツも見たい。
真利子監督の3本目のファンフェアatクアラルンプール?も、多民族国家での言語すれ違いとそれを超えたコミュニケで興味深かったけど、少し教科書ぽく、日本人キャラが薄かった。
日本目のニュースライン25時はatマニラでなくても感あり。

77
yoruichi

yoruichiの感想・評価

3.7
RAP IN TONDOの長い予告編とチェンライの娘のみ鑑賞。前者は フィリピンのギャング社会に密着したHIPHOPがテーマ。後者は 売れない役者がタイを旅する話し。バンコクナイツがまた観たくなる。どちらも分かりやすく楽しめた。
富田克也監督「チェンライの娘」、冨永昌敬監督「ニュースラウンジ25時」、真利子哲也監督「FUN FAIR」のオムニバス。
川瀬陽太と山本剛史に挟まれたムーディ勝山が存外、良かった。
SHIMA

SHIMAの感想・評価

3.8
2017.03.09 K's cinemaにて鑑賞。
空族サーガ1本目はstillichinomiyaのメンバーと空族がフィリピンのゲトーTondoを訪れ現地のHipHopCrewとの交流のドキュメンタリー「Rap In Tondo」東南アジアのリアル・ギャングスタ・ラップ。テロップも字幕もなしだが、それでも十分に面白い。Tondoのストリートチルドレンの10代の女の子達をダンサーやコーラスに起用する場面。経済的理由や親の育児放棄で路上での生活を余儀なくされた彼女たちは、性的暴行の被害も受けていることを考慮してほしいと通訳に告げられるシーン。改めて厳しい現実を思い知る。そんな女の子たちとのわずかの交流だけでトミー、トミーと慕われる富田監督。空族の強みは、富田&相澤コンビの人懐っこい笑顔と人柄なんだなと思う。

空族サーガ2本目は「チェンライの娘」。冨永昌敬監督、真利子哲也監督と富田監督の3人がフィリピン、マニラ、タイのアジア3か国で同じ時刻に起きたエピソードを綴るオムニバム映画「同じ星の下、それぞれの夜」の1本。制作は吉本で沖縄国際映画祭の企画。これが完全にバンコクナイツのプロト版。吉本の資本でロケハン兼ねたプロト版を作る空族のしたたかさw。45分という尺できっちり娯楽作に仕上げる力量。これ見るとまたもう一度バンコクナイツも見直したくなった。
Arisa

Arisaの感想・評価

-
Rap In Tondoの長い予告編+チェンライの娘。

とにかくトンドにやられた
正真正銘ストリートに根付いたHIPHOP

空族は生きる為の映画を撮っている。
>|