名探偵コナン 時計じかけの摩天楼のHabby中野のネタバレレビュー・内容・結末

ずっとコナンでいつ映画始まるんかなおもたらずっとコナンやった。あまりに安易な脚本(さすがに新キャラ一人しかおらんかったら100人が100人そいつが犯人てわかる)にたどたどしいアニメーション。父と子がテーマかと思いきやそこまでの追求もない(小五郎がコナン叱るシーン良かったなぁ)。まあアニメコナンの引き伸ばしに爆発加えただけかな、くらいに思っていたらラストの「赤い糸」の怒涛の伏線回収に叫んでしまった。ジョークのように「赤」でかぶせてるだけかと思いきや、「糸」の方が肝心やったとは。冷静沈着な主人公を、そして舐めた態度の観客を驚かす、あの一瞬の無音と蘭の発言。あの素晴らしい演出のためだけの映画だと言っても過言ではない。