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名探偵コナン 絶海の探偵(プライベート・アイ)のよーだ育休準備中のレビュー・感想・評価

2.0
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ー 見た目はあちゃん!頭脳はよーだ!


海上自衛隊によるイージス艦の乗船体験に当選したコナンたち。未確認物体の接近などトラブルはあったものの、演習であると誤魔化しながら混乱なく航海は進んでいた。しかし、艦内に不審な女性自衛官が居ることに疑問を抱いたコナンは独自に調査を開始。その矢先、艦内から自衛官のものと思われる切断された左腕が発見される。


◆ 劇場版「名探偵コナン」第十七弾

今度のコナンは《海》が舞台。海を舞台にした作品は、豪華客船での連続殺人事件を描いた『水平線上の陰謀』。そして、南の島で海賊の財宝を探す『紺碧の棺』がありました。

今作では防衛省と海上自衛隊の全面協力を得て製作された、イージス艦を舞台とするミリタリーカラーの強い仕上がりに。専門用語が飛び交い、艦内は細部まで丁寧に表現されていましたが、正直ミリタリ系には疎いのでよくわかりませんでした。副音声でカズレーザーの解説があれば楽しめたかもしれません。


◆協力しようじゃねぇか、日本の為にな。

前作『11人目のストライカー』、そして前々作『沈黙の15分』は立て続けにミステリ要素がお粗末だったと感じましたが、今作はその真逆。わかりにくくて説明臭い作品になってしまっていました。

「スパイ」「工作員」と言えば聞こえは良いです。しかし、ここ数ヶ月の間ハイクオリティなスパイ映画(トム様バンザイ)を観て目が肥えている僕には、強い言葉が先行して中身が伴っていないと感じられました。元々本シリーズには《阿笠博士の発明品》というハイテクガジェットを駆使するスパイ・アクション的要素が微量ながら含まれています。最近では《黒の組織》に潜入する「FBI捜査官」や「公安警察」も登場しているので、中途半端な工作員などは出てこないでよろしい。

同時並行して複数の事件が進行することでミステリ要素は増しますが、それ故に説明臭くなってしまっています。その説明役が映画オリジナルキャラクターが務めるものだから(柴咲コウへの忖度?)会話劇としての良さが激減。結果として、退屈な作品になってしまったと感じます。

取ってつけたようにラストで蘭姉ちゃんが過去一のピンチに陥っていたけど、主要キャラが劇場版作品でどうこうなるわけがなかった。結末がわかっているので、サムい演出だとしか思えずハマれなかった。至近距離からの銃撃を躱すくらいネタに降ってくれたら評価したのにな。


ー 蘭1人見つけられないで、何が名探偵だ。

大海原で漂う人を見つけるって、
推理じゃなくてエスパーだよね?


𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄 𓈄

あちゃんとアニメを見よう企画 第二弾!

一度見て寝落ちしちゃったから(ただでさえ配信終了まで時間が無いのに)二週しちゃったよ。結果、時間返せって後悔したよ!