ずっと前からこの作品のことは知っていました。福山雅治主演で、子供の取り違えがテーマの映画だと。でも敢えて観なかった。意識的に避けていたとも言える。誰もが一度は思う、タイムマシンで過去に行って、やり直したいなぁって思う。でもそんな事出来ない。起きてしまった不変の過去が存在して、書き換えられない。もし、私が取り違えられた子供の親の立場なら、子供をすり替えた看護師を殺したくなるのでしょう。実際には自制が働くのでしょうが、その看護師を殺したところで、現実のままで、問題解決には至らない。「起きたことだから、どうしようもない。」の一言で、片付けられない辛く厳しい問題だと考えさせられました。
家族の形はそれぞれ違い、子供を習い事に通わせ、お受験もさせる、少し冷えた家庭もあれば、貧乏でも、沢山の子供に囲まれて幸せな家族もいる。経済的や子育て方針は同じところなんてある訳ない。
