nanaaron

茶の味のnanaaronのネタバレレビュー・内容・結末

茶の味(2003年製作の映画)
3.1

このレビューはネタバレを含みます

シュールギャグ満載。これを素直に受け入れられてしまうのは、案外普通のことしか起こらない日常・その中に確かに混在している精神要素といった背景設定のおかげ。キャラクターのそれぞれが内的世界を具現化させる術をもっている。そして、お父さんは反則レベルの強さ。他人にまで作用できる。おじいちゃんと子供たちにとっては、それはそのまま現実の形をとっていて、架け橋は必要ではなかった。ただ、普通の大人は基本的には架け橋が必要なわけで、お父さんがもたらすこの体験に特別に興奮するのも当然。それで癒される。とても幸せな家庭に見えている。
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