“なるほど!日本人がスパイダーマンを作ろうとするとこうなるんですね!?”
90年代少年ジャンプの奇妙なギャグ漫画原作×福田雄一組×鈴木亮平の肉体美=ハリウッドB級風パロディ的アクション映画
に充分なっていたと思う。
パンティーを被るとヒーローに覚醒変身するというギミックが最低過ぎて最高だし、そこに必要以上の鈴木亮平の筋肉と美声が躍動する事で切れ味鋭いアクションパートを再現していた。
清水富美加もちゃんと萌え萌え演技に寄せつつ、ちゃんとヒロインとして収まりが良かったし、まさかのヴィラン安田顕も笑える変態性をバッチリ演じてくれててスカッと笑えた。
全体的に役者陣がやり切っていて良かった。
元々原作はリアルタイムで読んでいたけれども、本作を観ようと思ったのはつい最近マイフェイバリットのMAN WITH A MISSION『Emotions』が主題歌だったのがきっかけ。
エモーションズ感情って内なる変態性の事だったのかよ!?笑
あのカッコいい歌詞一つ一つを本作のシーンに当てはめていくとクールがシュールに感じれて楽しかった。
面白かったです。
何も考えずにバカ笑いできる映画は本当に尊いと思います。