こたつむり

俺はまだ本気出してないだけのこたつむりのレビュー・感想・評価

2.0
あー。
たぶん、僕は本作を撮った監督さんと相性が悪いんでしょうな。『女子ーズ』も楽しめなかったので、きっとそうなのだと思います。

なので、本作の感想は手厳しいものになってしまいます。思わず、「この映画を作った人こそ、次は本気出して頂きたい」なんて、陳腐な感想を書いてしまいそうになるくらいです。

というかですね。
主役を食うほどの存在感である生瀬勝久。
イケメン+抜群の演技力という天から二物を授かった山田孝之。そして、現代邦画界を堺雅人と二分する勢いの堤真一。

なに、この豪華キャスト。
このキャストを集めてこの出来栄えってどうなのでしょうか。日本の映画界が誇る人材の無駄使い。本作品に関わるのは時間の無駄使い。それって言い過ぎでしょうか?

というかですね。
堤真一さんは完全にミスキャストでしょう。堤さんは『姑獲鳥の夏』で京極堂を演じてるんですよ。そんな堤さんが、「俺はまだ本気を出していない」なんて言ったらですね。寧ろガクブルですよ。いや、本気出さなくて良いですから。ね。ね。と言いたくなりますもの。もっと、この物語に似合ったキャスティングが出来たんじゃないかなあ。

あー。
次からはこの監督さんの名前を見たら避けることにしたいですが、作品を選択するときに監督さんまでチェックしないので…気付かずに観てしまいそうな予感。
あー。
こたつむり

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