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くちづけのringoのネタバレレビュー・内容・結末

くちづけ(2013年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

うーやんの尺だいぶ長いなと思ったけど、ともちゃんが結婚できないってなった時「おれがばかだから?」と泣いたのがもうすんごい心にどすんって響いた。
そして、「お兄ちゃんはばかじゃない、相手がばかだったのよ」と吹っ切れたような悲しさを堪えようとしているかのようなこの台詞はうーーーん、と唸ってしまった。せつねぇよ…。
てかうーやん役の人すごいな。顔とかしぐさのくせがもう、ね。すごい。
ほかの人もみんな凄い。俳優さん…だよね?
てか、え?うーやんの人が脚本書いてるの?多才すぎる。笑

ここまでで、まだ1/3ですよ。
すでにうーやんの尺でだいぶ涙腺崩壊してる私は最後まで見続けられるのだろうか。笑

後半はさらに知的しょうがい者が直面するいろんな問題提起がされてて、エンタメというより教科書的な作品。こんな重要で繊細な題材、よくぞ映画にしてくれました。。。
見て本当に良かった。もっと見たい。
NHKとか本気のドラマ作ってくれないかな?24時間テレビのドラマ枠みたいのじゃなくてこれくらいガチなやつ。

てかもっと沢山の人がこの映画を見るべきだと思う。もう道徳の時間とか、社会科の時間に学生もみんな見れば良いと思うけど、最後がね…なんでまこちゃん殺してしまうん…しかも苦しそうな顔ずっと映ってさ…最後に息絶えたまこちゃんを抱きしめるところまで辛すぎて心臓がもたないよ…
ラストが未遂だったらまだ道徳の時間に見れそうなのに!めちゃくちゃ好きな作品だけど、そこだけ本当に解せぬ。
自分の大好きな大事な娘、手にかけれますか?親目線でありえなさすぎて呆気に取られたんだけど、でも、それって当事者じゃないからそう思うんだろうか、とも思ったりして。そんな簡単じゃないよ、って、そういう事なのかな。まこちゃんの死を、いっぽん先生はどう思ったんだろう。辛いし悲しいけどこれでよかったって思ってるんだろうか。
特に収監されてから、マコちゃんが結婚する漫画まで書いてたわけで…そこらへん若干サイコパスみ感じるけども。笑

橋本愛はほんとどの作品でもキレ散らかしてるなー。笑 この作品の頃はまだめちゃくちゃ若いし可愛いからキレてても可愛かったけどね。
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