くちづけの作品情報・感想・評価

「くちづけ」に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

知的障害者の話ということで、暗くなりそうだけど、とても面白くて笑わせてもらった
でも、考えさせる部分もあって、もともと舞台のお話なので、作った感が残りつつ。。。リアリティーには、少し欠けるけど、楽しく見せるための演出だと思えば…
真面目な題材と見せるための演出が上手く合わさって撮れてた
泣くかもって思ってたけど、途中ほろっとくらいで耐えれました
最後は、そう終わるのか~って、悲しい結末でした

胸が痛くなりそうな映画だけど、爽やかに終った感じかな
ヒルコ

ヒルコの感想・評価

3.2
障害者を題材にした時、コメディ色が強すぎても神格化しても批判されるもんだけど、これは結構きわどいところでずっと踏ん張ってる印象。主役は障害者ではなく彼らを取り巻く「保護者」と「日本の現場」なんだけど、説教くささもそんなに感じない。タイトルにつながるオチは賛否両論ありそうだけど、この題材なのだから賛否があって然るべき。普段個人的に評価しない竹中直人が、この映画ではとても真面目な演技を見せてくれて、そこも好印象でした。堤の映画で唯一好きな作品かも。

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演劇が素晴らしかったので、竹中直人が少しうーんという感じ。
KanaK

KanaKの感想・評価

4.0
以前、こちらの舞台版のDVDを借りたことがあり、ひとしきり笑って泣いて、

映画化してすぐ劇場に足を運んで、ひとしきり笑って、泣いて。

あたたかく他愛もない日常と、胸が張り裂けそうな悲劇が混在する作品は暫く立ち直れなくなる…。

けれどこういう現実があること。

あまり軽率な感想を述べられないけれど
この作品はもっと知られて欲しい。
のり

のりの感想・評価

3.0
知的障害について、考えさせられました
重度の人になると、もっと大変だろう
生涯自立が無理なら、親は本当に苦しみ、悩むだろう
いずれは、親は先に逝くのだから
死ぬ瞬間の長さをしっかり描いていました。

私のいとこの少年には障害があります。親類で集まっている時、その子と遊んでいた母に向かって、彼がセックスアピールをしているところを見たことがあります。彼はもう体が大きく、力では母は既に勝てません。腕をつかまれた母は「痛い痛い」と言いながら笑い飛ばしていました。しかしその頃私は思春期で、自分の家族が性的対象として見られていることにゾッとしました。そしてそのゾッとした感情を抱いた瞬間に、罪悪感を抱きました。また、すぐに笑い飛ばしてしまえる母に対して驚きました。今でもその時の罪悪感を、たびたび思い出します。
去年、あまりにも部屋を片付けられないのと、忘れ物を沢山するのと、慢性的な肯定感の低さとで、初めて精神科に受診しました。それをきっかけに、友人や家族に「精神病」に当てはまる人がたくさんいることに気づきました。また、その病気に対して理解がある人の少なさにも気づきました。理解がないほうが「普通」です。私自身が思春期に「ゾッと」していたことから、普通なんだとすんなり認識しました。
私は大学生活を、自分達が世界の中心でクソイケてると思いながら生きていました。それは楽しかったし、大切な生き方だと思います。
しかし自分や家族は生きる中で、ダサかったり、特別じゃなかったり、人を傷つけたり、負担になったりということを
、思ったよりたくさんしています。
そして人生の中で向き合い続ける関係にある人には、その部分を見せてしまいます。
自分が相手の負担になること、その逆、相手の大変な部分も受け入れること、そういった相手がいないと人が生きていけないことが、この映画には余すことなく描かれています。
そしていっぽんとマコちゃんは、二人が家族であったことを最大限に祝福しています。それはお互いが向き合い続けてきた時間、その大変さを含めてです。
日本は尊厳死の考え方が一般的ではないので、いっぽんとマコちゃんの別れが悲劇的に感じられる方が多いと思います。
しかし私がマコちゃんだったら、人生の間にいっぽんのような相手と出会い、共に生きれたことは、幸せだと思います。
ぱなお

ぱなおの感想・評価

4.0
舞台の方を何度か鑑賞していたので、100%泣くことは予想通り。舞台版の方が笑えるところはしっかり笑えるので、結末へと向かっていく(良い意味で)落差があり、個人的には好きです。宅間孝行さんは新聞の小さな記事を読んで、このストーリーを作ったということだったと記憶してますが、本当に"自分が親だったら…"と考えざるを得ない。浮浪者の話や警察に尋問されたら…と、健康に過ごせている自分にとっては、考えもしない現実でした。記憶に残る作品です。それと、ふざけない竹中直人を久しぶりに観た気がします。
葉

葉の感想・評価

4.4
過去鑑賞

前半のグループホーム微笑ましさからの後半の展開に多大なショックを受けた。
まさか…と思っていたら本当にその通りのことが起きて胸が痛くなった。
福祉を学んでいる今の時期に見られて本当良かった。現実を知ることができた。
たしかに愛だけど、依存とも言うのよね。
ひまわり荘は明るすぎて、夜になると怖い。
himaco

himacoの感想・評価

4.2
貫地谷しほり、竹中直人の演技に陥落。。

ウルウル程度かと思いきや、しばらくしゃくりあげるのが止まらないほどで、泣き疲れた。

新聞の隅に小さく載った、ある事件。
それをきっかけに作られた作品。

夢を漫画に託し、自らの手で人生を完結させた“いっぽん”

“いっぽん”が計り知れないほどの愛を注ぐ娘の“マコちゃん”

何が最善だったのか答えは出ないまま。

悔しさと悲しさで胸が張り裂けそうになりながらも、2人が幸せに生きたことを確信し、温かい涙に変わっていく。
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