liam

L.A.ギャングストーリーのliamのレビュー・感想・評価

L.A.ギャングストーリー(2012年製作の映画)
3.5

監督は「ゾンビランド」のルーベン・フライシャー。主演は「ミルク」のジョシュ・ブローリン。他には「ドライブ」のライアン・ゴズリング、「ツリー・オブ・ライフ」のショーン・ペン、「アメイジング・スパイダーマン」のエマ・ストーンなどが出演。

1949年ロサンゼルス、ギャング王ミッキー・コーエン(ショーン・ペン)はドラッグや銃器売買、売春などで得た金で街を牛耳っていた。警察や政治家も意のままに操るコーエンに誰も歯向かえずにいたが、街の平和を取り戻すべく6人の男たちが立ち上がる。ロサンゼルス市警のジョン・オマラ(ジョシュ・ブローリン)とジェリー・ウーターズ(ライアン・ゴズリング)らのチームは、身分を隠し闇社会に戦いを挑んでいく。

かなり豪華な出演陣で贈る、警察対ギャングの闘いを描いた映画。

ギャングに対抗するために仲間を集める系映画で、ストーリー的にはありきたりだが楽しめる。テンポもいいので、昔のギャング映画みたいに無駄に長くない。

ギャングみたいな警察官が身分を隠して戦うんだけど、みんなくせ者揃い。ギャングを相手にするときはそれくらいぶっ飛んでいないといけないんだろう。ギャングをぶっ潰すためとはいえ、ほぼギャングと変わらないことをしているのはいかがなものなのだろう。笑

ジョシュ・ブローリンはどうみても悪役顔だけど、今作ではしっかりと善人を演じている。ただ顔は本当に怖い。笑

随所にちょっとこれはないわってような展開があったのでそこは残念。あとテンポがいいぶん全体的に軽いノリになっているので、題材の割に緊迫感が少なくなってしまっている。
盗聴がバレて逆に罠を仕掛けられるところとかもうすこし用心しろよ。笑

最後無意味に殴りあうのもあんまり意味わからなくて燃えない。エクスペンダブルズかと思ったわ。笑

この映画とは直接関係ないけど、家の軒先ででかい椅子に座って、ビール片手にタバコ吸うのやってみたい。笑

テンポの良いギャング映画。
liam

liam