マウンテンマン音楽祭の最中に逮捕された凶悪犯を助けるために、仲間の食人鬼たちが保安官詰所を襲撃してくる物語です。
物語としてはそれなりに面白いのですが、話に全く緊迫感がなくて安いドラマみたいでした。
殺害に芝刈り機を使ってくれたのは良かったですけど、全体的に殺し方が雑なのも残念です。
食人鬼たちを子分に従えている凶悪犯のメイナードが、ハンニバル・レクターやジグソウの劣化コピーみたいなのも好きになれません。
風貌や言動にもオーラがないですし、シリーズ5作目で急に出てきたくせに偉そうなんですよ。
メイナードに真っ向から立ち向かう女性保安官もあまり頭が良くないんです。
別行動は不利になるからまとまって行動するよう指示を出しておいて自分は単独行動もしますし、見え透いた罠にも平気で引っかかってしまいます。
メイナードとの心理戦もチープで、もっと駆け引きを描いてほしかったです。
TVレポーターが食人鬼3兄弟を見てコスプレと勘違いする愉快な場面があるのですが、本当に作り物にしか見えない特殊メイクなので正直笑いづらいです。
