ウォン・カーウァイが描くイップ・マンの生涯
ドニー・イェン版イップ・マンは未見ですので比較はできませんが、トニー・レオン版イップ・マンの無双ぶりが素敵な作品。
大好きなトニーが格好良いのはもちろんですが、落ち着いた佇まいや常に余裕を見せる戦い方には憧れますね^_^
妖艶さと儚さが同居したようなチャン・ツィイーの美しさには目を奪われます。
淡い恋心を語る終盤のワンシーンはさすがのウォン・カーウァイ。"セリフの間"と"視線の動かし方"が絶妙で、チャン・ツィイーの繊細な表情がひと際美しく切り出され、なおかつ切なさが心に染み入ってくる。そんな顔されたら間違いなく抱きしめてしまうゲス男の自分と違い、ダンディズムなトニー・レオンはそんな事しません 笑。
男として完敗っす。
ワイヤー感たっぷりのアクションシーンですが楽しめます。俯瞰で撮った画はクルクル回ってばかりですし、スローモーションの多用も気になるところですが、どれも迫力あるから◎としましょう！
中盤くらいから登場するチャン・チェンの男臭さがたまらんです。カミソリって役名もいい！もっと出て欲しかったー
アクション以外はほぼ退屈です 笑。
アクション目当てで観ましょ！
ドニー・イェン版も観たくなりました(๑˃̵ᴗ˂̵)
