悲しき酒場のバラードの作品情報・感想・評価

マッカラーズのずっとみたかったやつみれて嬉しい。ドラマチック過多な音楽が全然好きじゃないけど、濁った血痕が染みたカフェの床での決闘シーンは胸が裂けそうになる。全員が一方通行な異形の三角関係のなか、天…

カーソン・マッカラーズの翻訳されてる長編は大体読んだ。その中でもこの話は特に不可解だった。余りにイメージ化しにくいのだ。全知全能とでも言うべき巨軀の女が取り仕切る町。そこに現れた小人との奇妙な愛情。…