マルメラ

バレットのマルメラのレビュー・感想・評価

バレット(2012年製作の映画)
2.5

良くも悪くもスタローン映画。
人を殺して捨て台詞が満載。
こういった90年代的アクション映画がたまに見たくなる時に、俺は男なんだなってつくづく感じますww

ストーリーはあってないようなもの。
裏切りられて、仲間殺されて、その犯人というか組織をRPG的に殺して回っていくという。
何回見たか分からないような設定。

バディーものとしては、相棒の韓国人の俳優さんのキャラクターが弱かったかなー。という印象。
スタローンと相対的なキャラクターにしたいのは伝わったし、そうしようともしているのも分かるけども。
なんか、このバディーで次回作見たい!と思わせるほどの魅力は感じなかった。
例えば、「ライドアロング」や「ジャンプストリートシリーズ」のような、このバディーの為なら映画館に駆けつけます!という高揚感がない。
ということでバディーものとしての評価は低め。

次に、スタローン映画としてはどうか。
これは及第点かな。
ただ、やっぱり見飽きた感は否めないので、メタ的にするとか、工夫が欲しかったところ。
それこそ、「96時間」のように娘が好きすぎる男みたいな弱さをキャラクターに追加するだけで全然話の面白さが変わった気がします。
それを韓国人にイジられて、ラストのオチで韓国人にパパと呼ばせるとか。
コメディーリリーフにも使えたのに。

冒頭で殺した男に対して、「ご挨拶は?」という捨て台詞の後の蹴りが今作で気に入った部分。

まぁ、見ても見なくても良い作品。
暇を持て余した人にはオススメです!
マルメラ

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