れれれざうるす

孤独な天使たちのれれれざうるすのレビュー・感想・評価

孤独な天使たち(2012年製作の映画)
3.6
若い頃のマルコムマクダウェルみたいな顔をした14歳の少年は学校のスキーウィークを行きたくなくて地下室で一週間暮らすつもりが、思わぬことに異母姉が入ってきて共に暮らすことになる。という話。

14歳くらいであるあるの「俺は孤独なのさ・・・(※イメージ)」みたいな世を見下す感じ。そんな独自の世界をお持ちの男子が薬物依存症のガチの孤独系女子にちょっと振り回されることで少しずつ気持ちが変わっていく。大人だけど子供な姉に惹かれていったのかもしれない。
何と言ってもあのダンスシーンはほんとに良い!イタリア版「Space Oddity」の「Ragazzo solo Ragazzo solo」なんだけど歌詞の意味も丸っきり変わってるんだよね。なんせ姉と弟と関係性と姉が弟を無理やりひっぱって踊るのがたまらない。
良すぎる・・・歌がなかったらちょっと映画の質自体下がってたかも。それほどボウイは凄い。(笑)
最後のセリフがよかった。
一緒に見てたお母さんはすぐに脱落したから好みが分かれそう。