レネリー

プッシャー3のレネリーのレビュー・感想・評価

プッシャー3(2005年製作の映画)
4.9
Blu-rayにて鑑賞

遂に最終章であり、全作で登場する麻薬ディーラーのボスであるミロを演じるズラッコ・ブリッチが主演となり、娘の誕生日会を行うある悲惨な1日を描く。
希望の麻薬ではないものを手にし、どうにかして捌こうとするものの、問題が積もり積もって切羽詰まるお話。
このシリーズの最大の見どころは激しい描写はなくシュールレアリズムでありながらもキャラクターが抱える苦悩や怒り、悲しみという感情表現がうまく描写されており、観るものが常にアドレナリンが出ていることだ。
特に本作では散々な1日を上手く描いており、ミロが極限にまで追い詰められていることがわかる。
そして激しいバイオレンスが飛び交う衝撃的なラスト…。
マジでこのシリーズ最高傑作だわ。
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