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ダムゼル・イン・ディストレス バイオレットの青春セラピーのnntmkazuyotaroのレビュー・感想・評価

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アホな男と遊ぶのは社会福祉。わたしみたいなスノッブとナードを拗らせたweird人間にとってはマスターピース的作品だと思う。
『Superbad』の向こう岸、エマ・ストーン側は絶対こういう感じであって欲しい、それがそのまま映画になってた。

鬱のオーブリー・プラザが「診断書持ってこい」って言うシーンさすがだった。誰の心にもひとりにひとりずつオーブリー・プラザが必要だわ。
アリア・ショウカットにザック・ウッズも出ててなんか得した気分になった。バイオレットがハマり過ぎてたし、グレタ・ガーウィクはこれがベストでしょう。

この映画によって『Romy and Michele's High School Reunion』と『euphoria』が繋がった気がする。わたしの好きな作品に繋がりを感じれたのがとても嬉しい。
そして何よりコメディクラシックとしても評価されるべきだよね。世界(日常)がほんの少し良くなるようにと祈る優しさとフェミニズムをユーモアたっぷりに男をここまでアホとして描ききった作品は他にない。
この映画を100%理解できるハイコンテクストな人類にわたしはなりたいよ。
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