宇宙開発競争、冷戦、キューバ危機から議会襲撃までパロディーにしたサインフェルドが大好きなポップタルトの開発物語。
SNL周辺のアメリカコメディファンならお馴染みの豪華出演者が、イメージそのままの役(ボビー・モイニハンとジャック・マクブレイヤーの安定感よ)を演じているので、それだけでも十分に楽しめる作品。ただビル・バーのケネディは髪型しか似ていない。
近年、ラリーに押され気味だと思っていたけど、サインフェルドの一声でこれだけの人が集まったんだとしたらやっぱサインフェルドはすごい人だ。(秘書みたいな人、誰だっけと思ったらサラ・クーパーだった)
60年代が舞台なので、シーモンキーや透視メガネといった60年代ネタみたいなんがいっぱいある。その中でもマディソン・アヴェニューの広告野郎ことハム太郎率いるマッドメン組のパロディーがいちばん笑った。ケロッグに卑猥な広告持ち込むなよ。
個人的にフレッド・アーミセンがペンの話しをしようとして「興味ない」って言われるシーンとベック・ベネット、カイル・ムーニー、マイキー・デイの久しぶりな共演が嬉しかったです。
