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プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命のnanoのレビュー・感想・評価

3.8
「宿命」というか、「自分が歩んできた先に今と未来がある」と感じる映画。

登場人物がみんな人間らしいというか、ダメなところもあるけど必ずいいところがあって、葛藤があって、間違いも犯しつつ選んだ道の先にあのエンディングがあったんだなあと思いました。

エイヴリーが15年経って嫌な奴になったかと思ったらそんなことはなかったし、息子のAJも事情を知って黙っていてくれたのだろうし、ジェイソンだって家族に大事に育てられたこともあって(そのこと自体がすごい)やっぱり優しい子だった。

前半特につらいシーンが続きますが、ラストシーンが美しく、観てよかったなと思える映画でした。
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