映像は整っているというかお金をかけて見やすく作られていますが、GAGAなので例のごとく内容がやや薄いです。
テーマは面白く、アメリカで有名な女性最高裁判事であったルース・ギンズバーグ氏が初めて性差別を裁判に持ち込んだところを描いているのですが、エピソードの間が飛んでいるので、え?あの件は結局どうなったの?と度々思わされます。
甥っ子作であるらしい脚本は、見どころとも言える法廷のシーンでの大事な決め台詞すら間違った内容ですし、ご本人は怒りを表さないことで人に話を聞いてもらうことを大切にしていた人なのに、感情的になって失敗するシーンを入れてしまう感じなのでお察しください。
邦題もちょっとひどいですね…。
ご本人が映画よりすごい方なので、これで興味を持ってもらって、自分で調べるとより楽しめると思います。
ドキュメンタリー RBG最強の85才もあります。