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デビルズ・フォレスト 悪魔の棲む森のsayaのレビュー・感想・評価

3.5
お互い連れ子のいる再婚夫婦が家族の絆を深めるために、夫にとって思い出のキャンプ場へ家族で行くのですが、夫が次第に常軌を逸した行動をするようになるという物語です。
監督は『SAW2』で監督脚本を務めたダーレン・リン・バウズマンで、今回も独特で嫌な空気感が味わえます。
ジャージー・デビルという伝説のUMAを題材としているので、オカルト好きであれば観ても損はしないはずです。
鬱蒼とした森の雰囲気や映像の質感も素晴らしいですし、家族の抱えている問題を丁寧に描いているのでドラマに感情移入もしやすかったです。
劇中で起きる殺人事件の犯人はジャージー・デビルなのか、それとも夫の仕業なのかが物語の焦点になります。
そもそも手に大怪我している状態でキャンプ行くなよって話なんですけどね。
折れた骨が肉を突き破るというみんなが大好きなシーンもきちんと用意されていますよ!
エンドロールの後にも物語が少しだけ続くので、最後まできちんと観ましょう。
思い出の川に遺灰を流すのがキャンプの目的だったはずですが、遺灰の壺は結局どうなったのでしょうね。
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