るる

不思議の国のアリスのるるのネタバレレビュー・内容・結末

不思議の国のアリス(1985年製作の映画)
1.8

このレビューはネタバレを含みます

原作をわかりやすく再現した脚本って感じ。
でもそんなに子供から大人への成長に主眼を置かれると、
そりゃわかりやすいけど、勿体無い気もする。

でもねえ、映像的にもミュージカル的にも全然いいとは思えないんだけど、脚本はとにかく良く整理されてる。

赤の女王と白の女王の歌は良かったし、最後の歌の歌詞は気が利いてた。

アリスが、アップになると子供らしく肉付きの良い、ぶすくれたこしゃまっくれた女の子なんだけど、
引きになると妙に大人っぽい立ち居振る舞いをしていて、ほっそりとして見えて、
後半にいくにつれて生意気で慇懃無礼な物言いもするようになって、

まさにアリス!魅力的。

壁に映し出された影がディズニー版アリスを彷彿とする完璧なシルエットに見えたり、キャスティングのこだわり、フェチを感じた。
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