FutosiSaito

彼が二度愛したSのFutosiSaitoのレビュー・感想・評価

彼が二度愛したS(2008年製作の映画)
3.6
 レンタルDVDジャケットの説明にやられた。もっといやらしいものかと思ったらが、正統派のサスペンスで恋愛ものだった。
 ファム・ファタール「破滅に導く女」にふさわしいミシェル・ウィリアムス目当てで観たが、説得力がある。
 『スターウォーズ』のオビワンで、『プーと大人になった僕」のクリストファー・ロビンも演じるユアン・マクレガーの巻き込まれぶりも巧い。
 だが、映画の完成度とかは抜きにして、ミシェル・ウィリアムスの独壇場だ。佇まいも、服装も、表情もみな凄い。
 ファム・ファタールを見たいなら、これだろう。
 『ブロークバック・マウンテン』からミシェル・ウィリアムスを観続けてよかった。
 
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