ジェームスハントは1993年に心臓発作で45才、ニキラウダは2019年に70才で鬼籍に。F1はあまり詳しくないが、性格の全く違う2人の命を賭けた対決は面白い。最初はプライドから反発し合うが、その後はお互いを好敵手として認め合う。でも、一度瀕死の重傷を負いながら、すぐに復帰するのは本当に凄いと思うし、それぐらい闘志を燃やせる相手がいたことは幸せだったんだろうなと思う。
〈あらすじ〉
性格もレーススタイルも相反するF1レーサー、フェラーリのドライバーのニキ・ラウダ（ダニエル・ブリュール）とマクラーレンのドライバーのジェームス・ハント（クリス・ヘムズワース）が激しい首位争いを繰り広げていた1976年。ランキング1位だったラウダは第11戦のドイツGPで激しいクラッシュ事故に遭遇し、深いけがを負う。復活は無理だと思われたがわずか6週間後の第12戦のイタリアGPでレースに復帰し、王者争いは日本の富士スピードウェイでのシリーズ最後のレースに臨む。
