デンマークでは1つの作品としてソフトが出ているドキュメンタリー。日本では限定上映もされたのに｢プッシャー｣の特典映像に入ってるので、今やまるで最初から特典映像みたいな扱いにされちゃってかわいそうなやつ。
個人的には｢フィアー・エックス｣好きなんだけど興行的に大失敗。負債を抱えたレフン監督(と製作会社)が金策に奔走する様子と、その時期の家族の様子を綴ったもの。
ここまでのどん底を経験してよく這い上がってきたなあ、と感心するばかり。
続編嫌いなレフン監督が借金返済のためにブッシャー続編2本を製作。それがまたよかったもんだから復活できたよね。まるで当初から三部作だったかのような面白さ。
やっぱりプッシャー、ブリーダーで見せた才能は本物だったんだな。
今でこそ大きくなったレフン監督の娘たちだけど、この頃は上の子が生まれたばかりの状態、そんな時に大変な目に遭ってた。
この時を共に支えた奥さん(ブリーダー、フィアー・エックスに出てる)の苦労も想像以上に大変だっただろうね。
これを乗り越えて、プッシャー三部作というリアリティー路線のあとに、ドラマのお仕事(ミス・マープル)を経て、ブロンソンから非リアリティー路線が続くってのも興味深い。
レフン監督が娘をあやす姿がいいね😆
