スティーブ

謝罪の王様のスティーブのレビュー・感想・評価

謝罪の王様(2013年製作の映画)
-
「プロの謝罪専門家」という、こんな訳のわからない設定でよく一本のまとまった映画にできるな、と言わずにおれない作品(さすがはクドカンと言うべきか)。そのくせ中盤までは綿密に考え抜かれた職業設定のおかげで、主人公の仕事を見ているだけでおもしろかったし、ストーリーの展開も妙に伏線の回収がきいていて意外にも(失礼w)小気味よかった。ただ話の畳み方がさすがに荒唐無稽すぎるし、おバカなコメディに振ってしまったため、ちょっとどっちらけ感も否めなかったかなー、というのが正直なところ。