乙郎さん

それでも、愛してるの乙郎さんのレビュー・感想・評価

それでも、愛してる(2009年製作の映画)
3.0
基本的にはワンアイデアで進むので若干物足りない部分は残るものの、非常に印象的な作品だった。ひょっとすると「うつ」とは人間本来の姿かもしれない。それを覆い隠す鎧は人それぞれで、ただ主人公はその鎧が人とは変っていただけなのかもしれない。ジョディ・フォスター本人がうつを患っていたこともあるのか、はっきりとした結論が示されるわけではないが、それでも深い余韻を残した。演出面でも、ビーバーの人形が可愛くも怖くも映る時があり、うまいなーと膝を打った。
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