kyoko

ステーション エージェントのkyokoのレビュー・感想・評価

4.1
小人症で鉄オタのフィン。
急死した親友ヘンリーから譲り受けた古い駅舎に移り住んだことから始まる物語は「人はひとりじゃ生きていけない」ということをしみじみと感じさせる。

父を介護するちょいウザラテン男、優美に見えて深い孤独を抱える美魔女画家、色っぽい図書館員(ミシェルウィリアムズ!)、フィンを自分と同じ子どもだと思ってた黒人少女。
彼らの直球さはフィンを戸惑わせるも徐々に心を通じ合わせるさまに心がじんわりした。
誰かと関わらなければ傷つくことはないけれど、この上ない喜びを与えてくれるのもやっぱり誰か。

私は〇〇、あなたの名前は?
シンプルだけど、大事よね。
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