アラバマやミシシッピーで、麻薬密売人たちが次々と襲撃されカネが奪われる事件が多発している。犯人は、アラバマ・モンゴメリの地元で問題児扱いのウーディ兄弟。KKKだった父を持ち、施設で育った3人…長男ブリックは残虐なガンマニア、次男リンカーンはレスラーでリング上で何人も素手で殺している。三男マックイーンはバカだが、軍隊上がりのマッチョである。そんな彼らのバイオレンスぶりを目撃したセレステが、奪われた名付け子ロブを取り返すために手を貸して欲しいと言ってきた。一年前に元旦那カルロスが誘拐したのだが、このカルロス、なんとテキサスの麻薬組織のボスだという。25000ドルのギャラで安請け合いしたウーディ兄弟は何も考えずにカルロスの屋敷に突っ込んでいくが、そこで見つけたのは車椅子の障害児だった。
「ギャングバスターズ」
ビリー・ボブ・ソーントンやゾーイ・ベル以外メジャーな役者はいませんが、これはなかなかの掘り出し物。残虐3バカ兄弟が、障害児を守り抜いて麻薬組織と渡り合う話です。
アクションやバイオレンスが後半尻すぼみになるのは残念ポイントなんだけど、三男マックイーンとロブの友情がほっこりで、ドラマの一番の見どころ。おヒマなら、ぜひ。
