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31年目の夫婦げんかのmakoのレビュー・感想・評価

31年目の夫婦げんか(2012年製作の映画)
3.8
録画消化。

メリル・ストリープとトミー・リー・ジョーンズが結婚31年目の夫婦に扮し、失われてしまった情熱を取り戻す姿を描く。

まず邦題に異議あり。夫婦げんかはしてない。お互いの想いがすれ違い、ケイ(メリル・ストリープ)はアーノルド(トミー・リー・ジョーンズ)と夫婦生活を見直したいと思っている。
原題の方がいいと思う。
夫婦生活を見直したいと思い立ったケイは結婚生活のカウンセリング本を購入。そして著者のバーナード・フェンドル医師(スティーヴ・カレル)が主催する“カップル集中カウンセリング”に嫌がるアーノルドを説き伏せ参加することに。

夫婦あるあるが描かれていて、私はもちろんケイ目線で鑑賞。
本当は1人で観る予定だったけど、諸事情で夫と観ることに。夫は途中まで観てたけど、面白くないと言い残し、寝室へ。まぁそれまでは私も面白くないと思ってたから仕方ないなと思ったけど、後半過ぎてから段々と見入っていきました。

本作を観ながらケイの気持ちに共感する部分もありました。夫婦だけど、夫婦らしいことはない、ボディタッチすらない現状でこの先夫婦関係を続けていけるのかしらと。で勇気を出して“カップル集中カウンセリング”に行き、打破しようと考えた。普通なら諦めてそのまま生活を送る人の方が多いと思う。
でもケイは勇気を出して進んだ。
フェンドル医師のカウンセリング内容が結構際どく、そこまで聞くのとどぎまぎしてしまった。正直、これ夫婦で観るのは恥ずかしいと思った😅
上手くいきそうでいかない2人の姿に、そう簡単にいかないよね、と妙に納得。

なんやかんやあったけどラストは良かったし、2人が誓い合うシーンが素敵でした✨

うちは今年で19年目、何事もなく最後まで添い遂げられたらいいな〜😊


2020 #85
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