【2013/11/19:シネマート六本木】イッセー尾形が観たい！というだけの理由で鑑賞したが、思いのほか良作だった。
脇を固めるベテラン勢も素晴らしいし、彼らに圧倒され気味な主演の若手俳優の佇まいは、この話における主人公の立ち位置そのものとリンクする。主人公の成長=主演俳優の成長として、完全なるオバちゃん目線で観た。
とはいえやはりイッセー尾形でしょう。どこにいても一人芝居。彼がフレームに収まってるだけで、もうそれだけでいいよと思わせてしまう、演者としての強度。思えばここでも、俳優イッセー尾形と扮するデコトラ運転手がリンクしているんだな。そういえば杉田かおるの役もそうだ。キャスティング勝ち。
わたしも、「hawaii」キャップのイッセー尾形が運転するデコトラでドライブしたいぞ。お・も・て・な・し、しますので。是非に。
