美しい青い地球を目の前にしながら
究極の感情の振り幅を観る事ができる。
衛星爆破の破片が 巨大なピストルとなり
一人きりで真っ暗闇の宇宙空間に放り出された恐怖。
酸素が少なくなっていく焦り。
息も荒くなり 鼓動も早くなる。
時間との勝負。
その絶望感はどれほどのものだろうか?
こちらまで 手に汗握る緊張感です。
ドキドキしながら どうにか生き延びてほしいと わたしは見守ります。
人と会話ができて繋がれた時の喜びも束の間
二酸化炭素が充満し始め
ギリギリでステーションに戻る事ができ
空気に包まれて 浮遊しながら得る しばしの安堵感。
憧れの宇宙では
アクシデントにも負けない諦めない精神力の強さと機転と決断力。
すべてにおいてクリアした人のみが行く事ができる宇宙。
強運を持った選ばれし人。
そんな宇宙飛行士の実態とは···を見られる作品でありました。
一人で生き延びるのは難しいけれど
誰かの存在を感じれる事で 生きる希望に繋がるのは
地球も宇宙も同じ。