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ゼロ・グラビティのらのレビュー・感想・評価

ゼロ・グラビティ(2013年製作の映画)
3.1
IMAX3Dで再上映していたため観れました。この映画に関してはハードル上がってたのもあって気になるところがたくさんあった。個人の趣味の問題だけれど古典的名作たちの影響が脳内に染み付いて拭えないのもあって、自分の好きな宇宙映画ではないと感じた。まずもってサンドラブロックの不自然な整形顔をあの映像クオリティで長時間アップで観なければならかったことが一番辛かった。笑。そうすると演技も次第に気に入らなくなってくる。また、無限の宇宙空間に放り出される孤独感とヒリヒリした緊張感がメインの映画だと勝手に思っていたので(そういう部分もあるにあるけど)意外と大仰な事故やパニックが多く、「ぶつかる!危ない!」という恐怖がメインで、次々起こるハプニングにはやや「もう十分だよ」という気になってしまった。あとは3D映画自体に関わることだけれど独特なボコボコとした段差のある遠近感がちょっと苦手なのと、グラサンかけて映画観てると途中で滑稽な気分になってくる。と、愚痴だらけになってしまったが、決してリアルではないけれど「そういうもの」としての作りこみの完成度は高かった。
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