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ダニエル・シュミットのKAZUO OHNOのnagashingのレビュー・感想・評価

3.0
最高にロマンティックな晴海埠頭の夜景をバックに、水をちゃっぷんちゃっぷん官能的に揺らしながら踊る女装したジジイによって、いっさいの審美性を超越した地平へと運ばれていく。グロいのかエモいのかよくわからなくなってアガった。未使用フィルムも併映されたが、大野一雄をフォローするのに飽きる(場がもたなくなる?)と、壁のラ・アルヘンティーナの写真までパンするレナート・ベルタはけっこうワンパターンというかやる気ないのでは?
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