ダニエル・シュミットのKAZUO OHNOの作品情報・感想・評価

ダニエル・シュミットのKAZUO OHNO1995年製作の映画)

Kazuo Ohno

上映日:1995年12月16日

製作国:

上映時間:14分

4.0

『ダニエル・シュミットのKAZUO OHNO』に投稿された感想・評価

ファーストカットでこれ映画になるのか?と思った次の2番目のカットでもう完全に映画だった 終わってほしくなかった
薄く水が張った地面を彷徨するように踊る。そこに重ねられる水の音の付加をどう考えればよいのか。途中で挟まれる自宅でメイクなしの素顔で踊る姿をどう考えればよいのか。
毱

毱の感想・評価

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1年ほど前にみた『書かれた顔』を思い出す。『季節のはざまで』然り、シュミット映画の彷徨がたまらなく好きです。

退廃美の濃縮還元、鏡の幽玄性と官能的な能動スローモーション(言いたいだけ)。明日あたり行こうと思ってるオッティンガー特集の予告編とかなり似通ってて驚く。スタッフロールのShinji Aoyamaが感…

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mam

mamの感想・評価

3.8

このレビューはネタバレを含みます

物哀しくもロマンチックで幻想的、指先から紡がれる旋律、唯一無二の独創性、大野一雄の舞踏の世界に引きずり込まれる...。

レナート・ベルタが映し出す映像は、いつも眩暈がするほどに美しくて。

「書か…

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大野一雄にダニエル・シュミットとレナート・ベルタ。
ゾッとするような恐るべき美の諧調。
鳥肌と涙止まらぬ退廃美の極致。
出逢うべくして出逢った魂と美学達。
水の音や着物の擦れる音に涙が出る 鏡越しにO氏が両面写り 鏡の方にピントがあわされる ここには居ないような でも居るという意味のわからなさが凄艶 哀 日常の美しい緊張
響介

響介の感想・評価

4.0
レナード・ベルタ撮影の日本の情景が観れただけでも満足。大野一雄の舞踏が儚くて美しすぎる。
muscle

muscleの感想・評価

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ラパロマしか見てなかったらこれは露悪なんじゃないかって思ってしまいそうだけれど、丹念にフォローし続けるレナードベルタによってガチであることがわかる。嘘みたいな空の色すぎる。『天使の影』でもこのブルー…

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Lyu

Lyuの感想・評価

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これはもう、シンプルに美しいしカッコいい。奥さんが奥でおかず作ってるリビングで踊って、泣いた。
La Argentina ラ・アルヘンティーナ
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