山奥で遭難した初対面の男女3人が偶然引き寄せられてそれぞれが協力して寒さと飢えをしのいで助けを待っていたんだけど、よくよくお互いの身の上を話してみたら「今いる場所」と「現在の西暦」の認識が全く別々だった…一体どういうこと〜！？ってなる話
低予算、出演者もほぼ無名、CGもお粗末という完全なB級映画街道一直線なのに、アイデア一本でここまで面白く仕上げることが出来るのかよ…という超絶秀作です。この興奮は「カメラを止めるな！」にも通ずるものがあって、「なんかオススメ映画ない？」って聞かれたら絶対に答える映画の一つに数えています。これはかなり信頼できる筋の情報なので、騙されたと思って見てください
出だしはマリオカートでいうところのクッパタイプ（立ち上がりが遅いという意味です）でダルさは少し感じられるけど、「ここってウィスコンシン州でしょ？」「いや、ニューハンプシャーだよ」「いやいや、サウスダコタだろ」みたいに場所の認識がめちゃくちゃな事が判明してから異常な空気になって、さらに認識している年月までバラバラ。三人とも頭が混乱してるところに謎のナチスドイツ兵がやってきて、ドイツ語で何言ってるか全然わからん〜助けて〜！っていうところでもう緊張感は最高潮。そこからもうクッパの最高速…ということですね。オススメです
