OkadaMasakimi

42〜世界を変えた男〜のOkadaMasakimiのレビュー・感想・評価

42〜世界を変えた男〜(2013年製作の映画)
3.1
実話を元にしているため、映画にできないような事もあったのかもしれないけど、やや物語の進行は早く感じた。これは節目に合わせてすぐ劇中の時間が経つのもあると思う。
予告編を観たときの印象では、差別描写はもっとひどく、こんなに早くチームメイトと信頼を築けるとは思わなかった。本編観て意外とあっさりしてるなと思ったくらい。もっと丁寧に強い信念の持ち主であることを表現してもよかったように感じた。

ジャッキーが主人公なのは間違いないが、リッキーも比肩する魅力を持っていた。実際にプレーするシーン以上にリッキーが電話や直接話すような場面が際立っており、彼の戦いも垣間みれるし、事の難しさを感じることができてよかった。それでも実際はこんなものじゃなかったんだろう。

内容は気持ちがよく、人種差別がテーマなのに説教臭くないので取っ付きやすい。小学校の教材に向いてるなと思う。
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