心霊とサスペンスが一緒に来る。怖くて、ずっと緊張感があって、黒沢監督のあのイヤァな感じがビンビンくる。
役所広司、風吹ジュンは素晴らしいが、草彅君は、こういう役がとても良いですね。
それと、洋物と違い、これくらいの見せ方が一番怖いんだって。見えそうでなんだかよく分からない感じがとても怖くて好き!淳子の肩に手が出るトコとかなんてもう・・・
でも、初めに直ぐ110番しとけよ!とか、そもそもあのケース動かした時、重くなかったのか?とか、窒息するくらい声を抑えたらあかんやろ!とか、髪飾りよりもハンカチの行方を捜査して露見するんじゃ?とか、テープに変な音が入って、そこから・・なんじゃないの?とか、居なくなった音効の同僚は?とか、色々ありますよ。
そういう細々は置いといて、やはりジャパニーズホラーはいのさじ加減なんだよ!という映画です。