エリ

ダイアナのエリのレビュー・感想・評価

ダイアナ(2013年製作の映画)
3.6
観た後の気持ちは率直に、空虚 かもしれない

この事故に関して様々な説はあるけれど、わざと残された部分も少し気になる。


この映画の中で、ダイアナ妃のお相手はこういう人ですよ〜ってのはまぁわかったとして、その魅力というものは一切わからなかった...w
まず好きになるか!?ならねぇよ!!!wwみたいな(^_^;)(失礼)

しかし後々読んだ記事で、当の本人はダイアナ妃に関して沈黙を守ってきたり、映画の制作に感じての憤りを感じていたり
(それも自分個人の描かれ方に対して、という訳では無い)
との話を目にした。

第三者が「外から描く」から生じる部分であり、描かれていない本当の魅力は、そりゃあ当人達にしかわからぬことだものなぁ
と、しんみりしてしまった...

ナオミ・ワッツ、可愛いし美しかった!ピンクのポロシャツ姿、可愛かったなぁ。
ダイアナ妃らしい正装だけでは無く、普段のカジュアルな姿、逢引の様子など「普通な姿」が見られるのは新鮮で楽しかった。

彼女の演技や、全体の色合いや音楽が美しく見やすいけれど、やはり救われる部分が何処にも無いのでなんとも言えない気持ちだけが残る。

19年前、夏休みの終わり
友達と別れ、ひとりテレビを付けると流れてきた「速報」の文字に、胸はざわめき怖くなった。
今でもその事を鮮明に覚えているし、幼ながらにその後の続報を見ても「何かおかしい気がする」と思ってずっと気になっていた。

きっとこの事故以前に、物心がついた小さな頃から、内容は理解出来ずとも「ダイアナ妃に関するニュース」は本当に沢山、頻繁に耳にしていた記憶ははっきりとある。

そしてそんな自分が少し大きくなった頃、変わらず連日名前を聞いていた矢先に、この事故の「速報」を目にした夏の終わりは忘れられないし、どこか気になってしまう。今も、19年前とあまり変わっていない。
エリ

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