まっどまっくすこーじ

NERVE ナーヴ 世界で一番危険なゲームのまっどまっくすこーじのレビュー・感想・評価

4.1
これは私的には掘り出し物の作品でした!!!(≧∇≦)

あ、レビューの後に私の≪2016映画ベスト10≫を付記いたしますので、よろしかったらお付き合い下さいませ~♪(*´∇`*)


さて本作「NERVE/ナーヴ 世界で一番危険なゲーム」。
「NERVE」というゲームを巡る青春サスペンススリラーです。

主人公は学校カーストの中で泳ぐ、ごく普通の女子高生のヴィー。
ある日、ふとした理由で「NERVE」という≪裏≫オンラインゲームに登録してしまう。

もうこの設定が現代社会でリアルにありがちですよね。
普通の子が自分をちょっと変えたくて、ちょっとスリルのあることに手を出してしまうという…

「NERVE」への参加は視聴料を払ってゲームを観て楽しむ≪視聴者≫か、指令を与えられてそれをクリアすると賞金をもらえる≪挑戦者≫を選ぶのですが、ヴィーは≪挑戦者≫を選んじゃうわけです。
すると、≪視聴者≫から次から次へと指令が来るんですよ。
最初は「見知らぬ男とキスしろ」という程度なのですが、だんだん賞金の額が上がるのに比例して、指令内容も生命の危険に関わるリスキーなものになっていくんですよ。
簡単に言いますと、ムチャぶりな罰ゲームがエスカレートしていくという感じですd(^-^)

それからヴィーの最初の挑戦でキスした相手が実は同じ≪挑戦者≫のイアンだったのですが、このあと二人でコンビを組んで指令をクリアしていくのは青春物の王道といった感じです。
でも本作はいろいろと捻りもあり、ミスリードも混ぜながら展開していくので全く飽きませんでした。
尺もちょうど観やすい長さですし、テンポの良い脚本と演出はなかなか小気味良いものがあります。

ヴィー役のエマ・ロバーツは女子高生にしてはちょっとまあアレですが、エリック・ロバーツの娘なので許しちゃいます。
え? エリック・ロバーツをご存知ない?
…まあ、別に問題はないでしょう…(笑)
でもエマの叔母さんは皆さんご存知ですよね~?(*^^*)
いつか叔母さんと共演してもらいたいです~♪(*´∇`*)

イアン役のデイヴ・フランコはジェームズ・フランコの弟ですが、家族で役者って増えている気がします(笑)
私的にはデイヴは「グランド・イリュージョン」シリーズなのですが、今回もキャラ的には似ている感じでした。
でも私はこういうキャラは割りと好きです。

オンラインゲームやSNS等は匿名で参加できるのが利点ではありますが、自分の言動に責任を持たない人たちと関わりを持ってしまうリスクも高いですよね。
それからネット社会では自分の情報が不特定多数に流れてしまうリスクも怖いですよね。

そういうネット社会が孕む問題点を娯楽映画というコンテンツによって警鐘を鳴らす本作ですが、単純にドラマとしても面白いので是非、お気軽にご覧になって頂きたいです~♪(*´∇`*)

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さて、本作を観た日は川崎で3本ハシゴだったのですが、本作の前に観た「ダーティ・グランパ」の中でウータン・クランのメンバーの名前を全部言えるかゲームをやっていたのですが、そのウータン・クランを本作のヴィーが好きで聴いているのが偶然に繋がってるなぁ…と思っていたら、本作でヴィーとイアンの「NERVE」でのライヴァルになる奴が「おい、マッドマックス!!」と揶揄されていて、そのあと私が三本目に観たのが「マッドマックス 怒りのデス・ロード ブラック&クロームエディション」という…(;^_^A

こじつけと言えばそれまでですが、観る順番が違っていたらうまく繋がっていないということを思うと、やっぱり映画を観るという行為に運命的なものを感じてしまいます(^^ゞ

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さてさて、そんな映画たちでありますが、私の
≪2016映画ベスト10≫の発表です~!!!(≧∇≦)

☆スクリーンで鑑賞した作品のみ
(※リバイバルは除く)

絶対王者:シン・ゴジラ

1位:レヴェナント
同点1位:この世界の片隅に

3位:ボーダーライン
4位:PK
5位:ゾンビマックス! 怒りのデス・ゾンビ
6位:ズートピア
7位:君の名は。
8位:オデッセイ
9位:デッドプール
10位:ローグ・ワン / SWストーリー

次点:ルーム

特別賞:The Taint

☆オンライン試写会での鑑賞なのでランク外にしたけど、もしスクリーンで観ていたら「シング・ストリート」が6位になっていました。

ということで今年もいっぱい素晴らしい映画に出逢いたいと思います~!!!(*´∇`*)