ここ数年の正統派ホラー映画の中ではベストまである。
ホラー演出はお約束が多く、安心してご覧あれ。
(特にベッド真下からのアングルは秀逸)
霊全肯定ではなく、科学的な見地からも調査するというコンセプトも趣あり。
終盤の悪霊払いのシーンは正にフリードキンの「エクソシスト」の現代風アレンジだ。
無音で宙に浮くシーンでみんな唖然とする箇所なんかもう笑
そんなリスペクトもあって、だれでも楽しめる佳作なんではなかろうか。
アナベル人形を筆頭にした数々の呪いのアイテムも興味がそそられ、「いくらでもスピンオフ作るぞ」というハリウッドのがめつさを感じずにはいられない。それもまた良し。
終始イチャついてるウォーレン夫妻の不謹慎っぷりもまた良し。
ただいつ見てもこのシリーズで一番怖いのは、エンドロールの「実際の写真」なんだよ。