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ネゴシエーターのkissenger800のレビュー・感想・評価

ネゴシエーター(1997年製作の映画)
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なぜ俺はこれを見ているのか案件、正解はゴールデンゲートフィールズ競馬場のレースシーンがあるって聞いたのでその確認。でした。
そこが早々に終わってしまったので、その後は正直持て余したんだけどね。
当時既に一流ジョッキーだったラッセル・ベイズを野次る台詞があって(いまなら大井で笹川翼にコラーええかげんにせえ。言うようなものですかね)ホークスターの主戦としてこの年の秋に来日、ホーリックスvsオグリキャップの猛烈な競り合いの影の立役者となる固有名詞の懐かしさよ。
とはいえ彼が映画に出てくるわけでもなし、とにかく主演エディ・マーフィの迷走がダイレクトに映る作品なので、これを等倍で見ろ早送りも禁止だ。って拷問されたら秒で自白します私です刑事さん私がやりました。

それでも強いて言うなら-原題が示す、サンフランシスコ名物、例のケーブルカーを見る目的だとそこそこ楽しめるかも。
ただねえ、『ブリット』(1968)も『シャン・チー/テン・リングスの伝説』(2021)も経験済の我々の目を奪うほどかっていうと……いやいや、ニューヨーク映画ならこのレベルでもたぶんここまで悪口一辺倒にはならない筈。自分が西海岸に冷淡なだけなんです刑事さん許してください。
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